二週間ほど前のことになりますが、5/13に行われた大阪CONPASSでのStarRoとSeihoのツーマンライブにお邪魔してきました!
両者ともライブならではのハードなパフォーマンスで楽しめましたし、終演後に少しですがお話も出来て良かったです。
今回のSeihoのアルバム「Collapse」は、Stones Throwがディストリビューターを務めるLeaving Recordsからのリリースとなります。
内容に関しては、広いスペースを使って音が丁寧に配置されている印象で、聴いていてとても気持ち良いです。音楽のタイプは異なりますが、個人的にはFlying Lotusの「You’re Dead!」にもどこか通じるような音像を感じました。
Leaving Recordsといえば、昨今では特にニューエイジへの傾倒が目立つイメージもありますけど、この「Collapse」は、過去のLeaving Recordsの作品群のイメージに少しずつ重なるところを感じながらも、アルバム全体としては、それらとはまた違ったところに立っている印象を受けました。
現在CDとLPが発売されていますが、Leaving Recordsからのリリースということで、カセットテープのリリースにも期待ですね!個人的にも是非欲しいところです。
国内盤のCDにはボーナストラックが一曲と、阿木譲氏、Tomad氏との対談がそれぞれ収録されていて、読み応えがありました。
Apple Musicでも聴けるし、Stones ThrowのDripでダウンロードも出来ると言えば出来るんですが、この作品に関してはCD買ってよかったなーと思いました。ジャケの質感とかも良かったので。
その他にもele-kingにて「Collapse」リリースに際して、野田努氏によるインタビューも掲載されていて、とても面白い話が読めますので、そちらも是非チェックして見て下さい!
StarRoさんについても、前にMikikiの連載コラムを紹介しましたが、つい先日にはWax Poetics Japanでもブログを始めたとのことで、こちらでは5/14に東京Visionで行われたSoulectionメンバーが多数出演したパーティのことなどが書かれています。
Twitterで「今回Stones Throwの延長で見に来てた人が沢山いたイメージでした」とStarRoさんが呟いていたのが印象的でしたが、個人的な感覚としても、Soulectionや、Stones Throwなど他のLAの主要レーベルは、それぞれ分離したものではなく、地続きな感じに捉えています。
このような感じで、LAのシーン、またはUSシーンと日本のシーンの違いを現場レベルの視点で示してくれるStarRoさんの文章はいつも興味深く読ませてもらってます。
というわけで、StarRoとSeihoの今後の動向に要チェック!
スターフェスティバル行きたかった!!