Kendrick Lamar 一覧

Kendrick Lamar「To Pimp A Butterfly」にまつわる小ネタ

RUBBLEplayスタッフの藤井です!

本当にすごい話題となっているKendrick Lamarの新作アルバム「To Pimp A Butterfly」、もうチェックはされましたか?

当店スタッフの間でもよく話題にあがるこの作品ですが、ここ数日間で話題になった小ネタをいくつまとめておきたいと思います!

まず、XXLに掲載されていた記事で、謎のプロデューサー、LoveDragonの正体についての考察が書かれたものがありました。

「To Pimp A Butterfly」では“How Much A Doller Cost”と“You Ain’t Gotta Lie (Momma Said)?”の2曲で名前がクレジットされているLoveDragonについてですが、現在はKendrick LamerとはレーベルメイトとなっているSZAの、去年リリースの“Sobriety”にもクレジットされている以外には、特に目立った情報もなく、おそらく2人の共通点である、所属レーベルTop Dawg Entertainmentに近しい人物だとは推測されつつも、その名前の響きの珍しさもあって、謎の人物化していた部分もありました。

先日、Kendrick Lamar自身がLAのラジオPower 106に出演した時に、LoveDragonの正体を尋ねられた時も「有能なプロデューサー」という程度の回答しかせず、正体は謎のまま。

そんな中、3月31日にTDEのCEOであるAnthony Tiffithがこんなツイートをして、謎解きの火に油を注ぎました。

これにより、LoveDragonは実はAnthony Tiffithじゃないかという流れも出てきて、Dr. Dreという人もいたり、Kendrick Lamar本人だという人もいたり、よくわからない事になってます。実際のところ誰なのか、分かる日は来るんでしょうかね!

話題は少し変わって、もうひとつ。

今回のアルバムに関して、コンセプトに関しては最初から固まっていたものの、タイトルについては、後になるまでは不確定だったようで、「To Pimp A Butterfly」の当初のタイトルは「Tu Pimp A Caterpillar」で、単語の頭文字を取って短縮させると「Tu-P-A-C」になるというのです。「Tupac」も、「Caterpillar」すなわち芋虫も、「Butterfly」すなわち蝶も、どのワードもこのアルバムを理解していく上で重要な単語だと思うので、こういうエピソードは興味深いですね。

そういえば“King Kunta”のビデオも本日公開されましたね!

Kuntaは、Kunta Kinte、18世紀の有名な黒人奴隷で、“King Kunta”という「王と奴隷」という一見矛盾するワードが共存するこのタイトルは、先の「Caterpillar」と「Butterfly」にもどこか共通する点があるかもしれませんね。

最後に。

コンプトンの名を世界に知らしめたN.W.Aの自伝映画「Straight Outta Compton」の劇場用の予告編が、少し前に公開されたレッドリボン版に続いて公開されました。

日本で公開されるのはいつか分かりませんが、気長に待ちましょう!


FLYING LOTUS新作「YOU’RE DEAD!」リリース!

RUBBLEplayスタッフの藤井です!

ついに発売されたFLYING LOTUSの新作アルバム「YOU’RE DEAD!」
皆さんはもうチェックされましたか?

一聴して、至極真っ当なジャズのように聴こえるのですが、
その実、鳴っているのはただのジャズではない、そんな不思議な作品です。
その一因は、やはりミックス手法にあるように感じます。

国内盤のライナーノーツを見ますと、FLYING LOTUS自身
ミックスにはかなり気を使ったことが窺えます。
とにかく、空間的な広さ、奥行きを感じさせる音の配置が素晴らしいです。
所謂、高音質なジャズ音源とはまた違う音の分離の仕方で、
既存のジャズ作品とは一線を画す空気感をひしひしと感じます。

逆に、いわゆる「ビートミュージック」の範疇に
すっぽりと収まるような作品でもなくて、
ビートミュージック、またはクラブミュージックとジャズの融合、
という言葉では簡単に片付けられない、少し形容に困る音楽に思います。

所々に顔を出すビデオゲームのサンプリングによって、
逆に現実世界に引き戻されるかのような感覚も印象的でした。

インパクト大な、駕籠真太郎によるアートワークですが、
リリース前は、ちょっとぶっ飛ばしすぎじゃないかとも思いましたが、
1週間ほど聴き続けた今は、逆にしっくりくる感覚も面白いです。

少し誉め過ぎたかも知れませんが、まだ聴かれて無い方、
限定LPやTシャツ付きセット等も出ていますので
是非チェックしてみて下さい!

ところで本作は、KENDRICK LAMARや、SNOOP DOGG、
自身の変名であるCAPTAIN MURPHYから
HERBIE HANCOCKといったゲスト陣に加え、
THUNDERCATやNIKI RANDA、BRANDON COLEMAN等が
多くの曲に参加し、作品の根幹を支えています。
DEANTONI PARKSをはじめ、4人のドラマーを
曲によって細かく使い分けているところも注目点ですね!

ちなみに、THUNDERCATは先日のStar Fes ’14に、
ERYKAH BADUのバンドメンバーとしても来日していましたね!

KENDRICK LAMARは、PRINCEが先日行った新作リリースイベントに
サプライズ・ゲストとして共演したことも記憶に新しいところです。

当のFLYING LOTUSですが、アルバムを引っさげて、
FLYING LOTUS初の単独来日公演が決定しております!

2014/12/5(FRI) 品川ステラボール

残念ながらツアーではなく、東京のみ、1回限りの公演なのですが、
作品の空気を生で感じられる貴重なライブになると思います!

こちらはKENDRICK LAMAR参加の「Never Catch Me」のMV。
映像はODD FUTUREのEARL SWEATSHIRT等も手がけた
Hiro Muraiによるものです!

アルバムとは直接関係ありませんが、こちらは最近公開された、
FLYING LOTUSが未発表曲6曲を提供したショートフィルム。
Noomi Rapace出演で、前衛的なつくりが印象に残ります。

こちらの方も是非チェックしてみて下さい!